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読み方
野衾と書いて「のぶすま」と読みます。地方によって「ふくまかぶせ」「ふすま」「ふとんかぶせ」などの呼び名があります。
2種類の野衾
野衾は大きく分けて2種類あります。
一つは、道中に現れる壁のような妖怪で、高知県に以下のような事例があります。
①新潟県
②滋賀県
・・・最後だけ明確な殺意があります。
正体
その正体はムササビの妖怪とした事例があり、鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』でもムササビのような妖怪として描かれています。


まとめ
・大きく2種類いる
・壁ような野衾は、通せんぼするだけ
・人の顔を布で覆う野衾は、殺意がある
・正体はムササビの妖怪
一つは、道中に現れる壁のような妖怪で、高知県に以下のような事例があります。
野衾は、全面に壁を立てたように果てしなく広がっている。斬っても斬っても無駄だが、腰をおろして数服していれば消える。もう一つは、夜道を行く人の顔を布のようなもので覆う妖怪で、多くの事例があります。
①新潟県
フスマは、夜、人気のない道で風呂敷のようなものを頭にかぶせる。名刀でも切れないが鉄漿(かね)※1で染めた歯なら切れる。※1お歯黒のこと
②滋賀県
道を歩いているとフッと目の周りが暗くなることがある。フクマカブセの仕業である。③愛知県
フトンカブセはふわっと来てスッとかぶせて窒息させる。
・・・最後だけ明確な殺意があります。
正体
その正体はムササビの妖怪とした事例があり、鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』でもムササビのような妖怪として描かれています。


まとめ
・大きく2種類いる
・壁ような野衾は、通せんぼするだけ
・人の顔を布で覆う野衾は、殺意がある
・正体はムササビの妖怪
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