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読み方

「がごじ」「がごぜ」と読みます。

妖怪のカテゴリー

教育・教訓の妖怪です。

子どもの頃こんなことありませんでしたか?

子どもの頃、悪いことをしたら、大人から「お化けが来るよ」「鬼に連れていかれるよ」など言われた経験がありませんか?
または、今、お子さんがいらっしゃる方はお子さんに同様のことを言っていませんか?
元興寺はそれらの「お化け」や「鬼」などの総称です。

なぜ、大人は𠮟るとき妖怪を使うのか?

妖怪のカテゴリーにおける教育・教訓の妖怪を紹介したい時にも書きましたが、子どもが悪いことや危険なことをしたとき、大人の道理で𠮟ってもそれを理解できません。そのため、大人は子どもを叱るときは、悪いことや危険なことをしたら子どもにとって来てほしくないものやことが起こると言うことで子どもはそれをしなくなります。
また、哲学の分野では、子どもには「人格」がないと定義されるようです。
人格は「自己反省」が重要だそうです。
例えば、子どもが何か危険なことをして親に叱られた時、「自分は危険なことをして親を悲しませるところだった。なんと親不孝なことか」と反省せず、親や大人の説教を終わらせるための「ごめんなさい。」を繰り返すのみです。それを人格はまだ形成されていない状態だそうです。

元興寺を表現する

元興寺はどんな姿かわからないが一番怖いものとして子どもに「ガコジが来る」と脅かして使いますが、鹿児島県には元興寺を表現する動作もあります。
両手の小指で口を左右に広げ、両の親指を耳たぶの下辺りに当てて、両の人差し指で両目の下まつ毛を下げて「ガゴドンのソラ」というそうです。
さびしい場所を通る時も「ガゴドンのソラ」と唱えて走って行くといいと言われています。
ここでは、「ガゴ」とは「河童(ガワッパ)」のことだと信じられています。

名前の由来

奈良県の元興寺(がんごうじ)に伝わる道場法師の鬼退治の説話が元になっているとも言われていますが、柳田國男の『妖怪談義』には興味深い話があります。
かつての妖怪や幽霊は「咬もうぞ(咬むぞ)」と言って出現すると信じられており、それが「ガゴ」や「モッコ」へ転じたと推測されています。
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まとめ
・恐ろしい妖怪全般のこと
・子ども目線で悪いことや危険なことをしないように注意を促すための存在
・指を使って儀式的な使用方法もある。
・妖怪や幽霊が出現するときの「咬もうぞ」が語源







わかる!元興寺[第2版]: 元興寺公式ガイドブック
元興寺文化財研究所
ナカニシヤ出版
2019-10-31




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