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「ハレ」と「ケ」を知ることで

日々の生活の向上や疲れを感じた時の対処法の一助になるとでしょう。

日本人の生活に必要なメリハリ
ハレとケは簡単に言うと「非日常」と「日常」です。
ハレを「非日常」ケを「日常」と考えます。

ハレの日は例えばどんな日?

 
儀礼や祭りの日や年中行事がハレの日です。大きく4種類に分けられます。
例えば、
①入学式、卒業式、成人式、結婚式、お葬式などの人生において数度、経験する程度のもの
②夏祭り、盆踊り、収穫祭などの毎年地域であるお祭り
③ハロウィン、クリスマス、大晦日、お正月など全国で同時に行われるもの
④誕生日、結婚記念日など個人規模のもの

ハレの日はどんなことをする?

大きく、2つのことをします。
1つは特別な服装をします。
その特別な服装を晴れ着と言いますが、男性の紋付袴や黒留袖などが代表的ですが、ハレの日によってその服装は様々です。
例えば、成人式での振り袖や結婚式でのタキシードとウエディングドレスなどです。
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もう1つは特別な食事です。
当時の庶民の食事は粟やヒエなどの雑穀にみそ汁と漬物などでしたが、ハレの日には、餅・白米・赤飯などの主食に尾頭付きの魚、酒などと通常より豪華なものでした。
当時は白米や餅など米を材料としたものや尾頭付きの魚や肉など動物性のものは、日常的に食べられておらず、それらの食事をする際の器も特別なものを使用していました。
また、服装と同じくハレの日によって食べるものも違いました。
例えば、以前本ブログで紹介した「端午の節句」では、節句料理として、関東では柏餅関西ではちまきを食べます。

他にも有名な食べ物としては、正月に食べるおせち料理もハレの日の食事です。

近年追加されたハレの日

上記では、日本の伝統的なハレの日を紹介しましたが、ここでは近年海外から日本へ来て日本人に受け入れられたものを紹介します。

・ハロウィン
 10月31日、アメリカの民間行事で、キリスト教においては異教徒の祭りにあたるのでキリスト教会においては、容認しているところもあれば、否定しているところもあります。服装としては、子ども達が魔女やお化けに仮装し、隣人宅へお菓子をもらいに行ったり、かぼちゃをくり抜いて「ジャックオーランタン」と呼ばれるランタンを作り、ケーキを食べたり、「ダック・アップル」又は「アップル・ボビング」と呼ばれる水を入れたタライの中にリンゴを入れてそれを手を使わないでとる遊びをしたりと子どものイベントでした。日本へ来てからは、若者たちのイベントとなり、仮装は魔女やお化けにとどまらず、アニメやマンガのキャラクターなどのコスプレもするようになり、渋谷などの大都市に集まって酒を飲んで道を練り歩くイベントへと変貌しました。
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・クリスマス
  12月25日、キリスト教の祭りでキリストの生誕を祝うお祭りです。しかし、多くの日本人は、この日をキリストの誕生日だと思っていますが、生誕を祝うのみで、誕生日ではありません。キリスト教徒の方はミサにて正装でパンと葡萄酒を飲食するようです。その他の一般的な日本人は、特別な服装の決まりはありませんが、クリスマスツリーなどの飾りつけやサンタクロースの格好をする人はいます。食事はケーキやいつもより豪華なものを食べます。
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・コミックマーケット(コミケ)
年2回開催(毎年8月の旧盆の週と12月の年末。ともに3日間開催)、元はアメリカのニューヨークで行われたイベントが日本でも開催されるようになったものという説があります。アニメやマンガなどのサブカルチャーの愛好家達の催しです。参加者は特別な服装はありませんが、コスプレをするために参加する人や販売者がコスプレヤーを売り子に起用するなどしています。

ケの日はどんな日?

ケの日は、朝起きて普通に学校や会社へ行って勉強や仕事をして帰ってきて食事や入浴などをして就寝するなどといった何気ない日常です。
日常などの人により多少の違いはありますが、いつもの毎日です。
なので、特別な服装な服装や特別な食事もありません。
ケの日の「ケ」とは、大地から湧き出る生命に活力を与えるエネルギーのことです。
この「ケ」は充実しているため、人々は代り映えのない日常でも嫌にならずに生活できるのです。

ケがなくなると・・・

「ケ」は大地から湧き出るエネルギーと言いましたが、この「ケ」がなくなることがあります。それを「ケが枯れる」を言います。
このケが「枯れる」または「枯れた」ことを「穢れ(ケガレ)」と言います。
この状態は、生命に悪影響を及ぼす忌まわしい不浄な状態です。

ケを取り戻すには?

ケが失われ、「ケガレ」状態となっても取り返すことはできます。
それは、「ハレの日」を設置することです。
日常によって失われた「ケ」は「ハレ」によって再度復活します。
「ハレ」と「ケ」と「ケガレ」は循環する関係と言えます。
ハレとケとケガレ 循環モデル

日常の中の「ハレ」と「ケ」

みなさんの身近にも「ハレ」と「ケ」はあります。
もちろん、日々の生活と年に数回の年中行事などもそうですが、もっと近くにあります。
それは、1週間です。
多くの方が、月曜日から金曜日まで勉強や仕事をして土曜日と日曜日はお休みというサイクルではないでしょうか?
平日は「ケの日」そして、平日に失われた「ケ」を取り戻すための「ハレの日」が休日です。
上記でも述べたようにこの1週間は見本のような「ハレ」と「ケ」の循環サイクルです。

まとめ
・ハレは非日常、ケは日常のこと
・ハレの日には、特別な服装と特別な食事が付き物
・「ケ」が失われると「ケガレ」状態となる
・「ケガレ」状態でも「ハレの日」によって復活できる
・「ハレ」と「ケ」と「ケガレ」は循環する


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