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読み方・別名
見越し入道(みこしにゅうどう)、大入道(おおにゅうどう)、見上げ入道(みあげにゅうどう)、大坊主(おおぼうず)など様々な名前で呼ばれています。

出現場所
暗い夜道

遭遇方法



 
暗い夜道を歩いていると後ろから、見越して顔を覗き込んできます
また、最初は小さく見える入道がどんどん大きくなり、それにつられて見上げた瞬間、のど笛を嚙みつかれて殺されるという事例も残っています。

名前の由来

上記のように夜道を歩いている人を後ろから見越して顔を覗き込んでくるのが名前の由来ですが、他にも正面から出会い最初は小さいのですが、人が見上げれば見上げるほど大きくなる場合があるので見上げ入道とも呼ばれています。
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姿

坊主頭と無精髭(ぶしょうひげ)にがっちりした体格で、童子格子の着物を着ています。
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童子格子
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童子格子の着物

鉄棒などを手に持っていることもあります。
男版のろくろ首とも言われていますが、典型的なろくろ首と違って、首が太く皺があります。

2つのタイプの見越し入道

見越し入道には伸びる部分で2つのタイプに分けられます。
1つは、背が高くなるタイプでこれは全体的に大きくなります。
もう1つは、首だけが長くなるタイプです。
どちらも体を変化されることで人を脅かす効果があります。

なぜ伸びるのか

首を伸ばすのは、人を脅かしたり殺したりするためにすることが多いですが、恋人に逢うためやどこかへ遊びに行くために伸ばすという面白い話もあります。

立場

江戸時代後半の草双紙では見越し入道が化け物たちの親玉をつとめるのが一般的でした。そのため、多くの話に登場して当時の人たちの間では認知度の高い妖怪でした。

正体

見越し入道の正体は古狸やイタチなどの動物であると言われています。
見越し入道そのものに化ける場合と見越し入道の持ち物に化けている2つの場合があります。

対処法

対処法は呪文を唱えて退散させる方法からたばこの火やハサミを使うなど道具に頼る方法など様々なものがあります。
呪文
「見越し入道見抜いた」又は「見上げ入道見抜いた」と唱えます。
使い分けとしては、後ろから見越してきた場合は「見越し入道見抜いた」、小さい入道が大きくなってきたら「見上げ入道見抜いた」と唱えます。
道具
煙管(キセル)に火を付けてたばこを吸うことで見越し入道が消えるという事例があります。
また、新潟県では、見越し入道が現れ、背を伸ばして後ろからのぞき込んできた際に用意していた竹竿の先につけて人形の首を高く持ち上げると、見越し入道は負けまいと思ってさらに、背を高く伸ばしました。そして、糸のように細くなった見越し入道の胴体をハサミで切って退治した話があります。
その他
福島県では、古狸やイタチが見越し入道に化けるときは、必ず手桶(ておけ)や提灯(ちょうちん)などの持ち物を持っています。その持ち物が本体ですから、その持ち物を叩いて殺せばよいという事例があります。

まとめ
・遭遇した人を脅かしたり殺したりする
・首だけを伸ばすタイプと体全体が大きく伸びるタイプがいる
・伸びる理由は、遊びに行くためや恋人に逢うためなどがある
・正体は古狸やイタチなどの動物
・呪文や道具の使用、物理的な破壊による殺害など対処法もたくさんある



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