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読み方
金縛り(かなしばり)

妖怪カテゴリー
納得の妖怪

概要
睡眠中にふと起きてしまったときに身体が動かせなくなる現象です。
原因と考えられているもの
 
現在では金縛りの最中にの姿や声を見聞きする場合も多く、近年では宇宙人の姿を見たという報告もあります。
そのため、霊や宇宙人の仕業とされています。
また、意識が体外に離脱する現象、俗に言う「幽体離脱」のような報告もあります。
お経真言を唱えたり、神仏ご先祖様に祈ったりしたら解けたり戻ったという報告があります。

元々の扱い
元は、密教の呪法「不動金縛りの法」に由来しています。
不動明王は、右手に「倶利伽羅剣(くりからけん)」を持ち、左手に「羂索(けんさく)」を持つ神です。この左手の「羂索」は苦しむ人々を救い上げる反面、悪しき心の持ち主や魔物を縛り上げて叱り、善心へ導くとされています。
修験者はこの不動明王の力を借りて僧侶や信者を害する者の自由を奪う呪法として「不動金縛りの法」を使用していました。
また、寺で盗みを働こうとしたり、修験者や僧侶に乱暴しようとしたりした者を神仏が金縛りにかけるという説話も多く残っています。
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日本での扱い
日本では、この怪異を引き起こす原因が「ねずみ」であるとする伝承が根強く残っています。そのため、
昼間に鼠の悪口を言うと夜に鼠に押される
と言われています。
また、過去に惨劇などの因縁を持つ建物や部屋などで起きるとされる場合もあります。

西洋での扱い
金縛りは海外にもあり、悪魔悪霊の仕業とされています。
日本のみではなく海外でも金縛りの事例があることから海外は人間に備わっている生理現象の一種とも言えます。

医学的な見地
金縛りは医学的には「睡眠麻痺」と呼ばれ、レム睡眠時に意識が覚醒しても身体が自由にならない状態と説明されています。
金縛りの伝承が世界各地で報告されているため、人類一般的な生理現象であると言えます。しかし、当時の人々は、これを生理現象とは認識できず、その原因を霊的なものに求めたため、現在のような形で定着したのでしょう。

事例
①神奈川県
終戦直後、占領軍の黒人兵が御嶽講の先達の首を締め、金を取ろうとした。先達が印を結び金縛りをかけると、兵隊は苦しんでうずくまり、動かなくなった
②栃木県
よく金縛りにあう。体を動かそうとしても動かせない
③徳島県
どうしんという坊主が殺された山をドウシンコロバシといい、そこに宿るとこの坊主が出て人の胸や腕を押さえ、眠らせないという
④岩手県
ある旧家の座敷に出るものは、泊り客を布団の上から押し付け、恐ろしい翼の音を出す
⑤東京都
深夜、近所の飛び込みがよくある踏み切で救急車のサイレンの音が聞こえた。気になったがそのまま眠ったら、金縛りにあった
まとめ
・元々は密教の呪法
・日本のみでなく世界中で起こる怪異
・医学的には生理現象の一種

「わたし」も最近、金縛りにあいました。

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