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読み方

片輪車(かたわぐるま)

妖怪カテゴリー

教育・教訓の妖怪
娯楽の妖怪
 
所属

音の怪異

出現場所

夜道に出現するの妖怪です。

姿

炎に包まれた片輪のみ牛車に乗っている又は車輪の中に顔がある姿で描かれています。

性別

男性と女性両方がいます。
江戸期の『諸国百物語』では、男性として描かれており
IMG_7382

『諸国里人談』では女性として描かれています。
IMG_7381
派生

火車という妖怪をベースとしている妖怪で、さらにそこから「片輪車」「輪入道(わにゅうどう)」「朧車(おぼろぐるま)」と3体の妖怪に派生しています。

事例

事例①
昔、近江国甲賀郡に夜な夜な大通りを車が軋む音がした。ある人が戸の隙間からそっと覗いてみていると、寝屋にいた赤ん坊が何処かへ行ったのかいなくなってしまった。どうしようもなくてこのように嘆いた。「罪は私にあるのです。小車の行く先も分からない子供を隠さないでください」と。その夜、女の声で「優しい人だ。だから子供を返そう」と子供を投げ入れた。それからは恐れて、決して片輪車が通るのを見ようとはしなかったという。

事例②
ある女房が禁忌を破って片輪車を見ると、牽(ひ)く人もない片輪の車に乗った美女が1人乗っていた。子を隠された女房が嘆いて歌を詠むと、その思いに免じて子は返された。

まとめ
・男女両方のパターンがある
・3体の妖怪に派生した内の1体
・その姿を見てはならない
・情に厚い
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