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読み方

七尋女房(ななひろにょうぼう)

別名

七尋女(ななひろおんな)
七尋女婆(ななひろにょうば)

出没地域

島根県鳥取県

概要
七尋女房とは名前の通り背丈あるいは首が七尋もある女性の妖怪です。
「尋」は長さの単位で江戸時代では一尋は五尺または六尺とされていましたが、明治時代以降には六尺に統一されました。
そのため、一尋は37.88cmですから、七尋とは約12.6mです。
また、石や岩になることがあり、島根県では、武士に斬られた七尋女房が石と化した巨大な女房ヶ石が残っています。

分類

大人(おおひと)


七である必要

七とは仏教において死者供養の日数に関わっている数字です。
例えば、初七日や四十九日(七×七)など
そのため、死者が関わっていることから各地でも七は不吉とされることが多く、現在でも、七人での旅行は控えた方がいいとする地域も残っています。

事例
島根県
十字路や橋の下には七尋女婆がいて、小豆研ぎをしている。背が伸びて七尋にもなる。人が通ると、ガラガラザラザラと音を立て、追いかけて噛み付いたりする。
鳥取県
今はダムの底だが、上長田には念仏石というものがあった。そこに女の化け物が出て、七尋に伸びて人を脅かした。しかし、修験僧が岩に経を彫りつけると、化け物は出なくなった。しばらくは経を消すために岩をなめる音がしたが、どうしても消えないので諦めたという。

まとめ
・約12.6mの大女
・人を追いかけて嚙み付いたりする
・岩や石になることがある

ちなみに七尋女房は、前回紹介した「八尺様」の5.25倍です。

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