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読み方
天彦(あまびこ)

別名
尼彦(あまびこ)
天彦入道(あまびこにゅうどう)

姿

人魚などその姿は数多くありますが、
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怪鳥とも言われています。


能力

災厄の予言とその回避方法を教えてくれます。

災厄の回避方法
天彦は現れると自身の絵を描いてそれを拝む(信仰する)と災厄から逃れられると言います。

最近流行りのあの妖怪との関係
ここまでお読みいただいた方の中には近年流行った「アマビエ」を連想された方もいると思います。
実は、この天彦とアマビエには深い関係があります。
まず、ここで簡単にアマビエについてご紹介します。
アマビエとは肥後国(現在の熊本県)に現れた半人半魚の妖怪で、かわら版(昔の新聞)には次のようにかかれています。
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『肥後国海中の怪(アマビエの図)』(京都大学附属図書館所蔵)https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000122/explanation/amabie

肥後国海中え毎夜光物出ル所之役人行
見るニづの如く者現ス私ハ海中ニ住アマビヱト申
者也当年より六ヶ年之間諸国豊作也併
病流行早々私シ写シ人々二見せ候得と
申て海中へ入けり右ハ写シ役人より江戸え
申来ル写也        

   弘化三年四月中旬

内容としては、肥後国(現在の熊本県)で海の中で夜光るものがあり役人が見に行ったら海中からアマビエと名乗るものが現れ、「これから疫病が流行るが私の絵をかいて人々に見せれば大丈夫だ」と言って海へ帰って行ったとのことで、その姿を描いた絵も一緒にあります。
しかし、アマビエとして書かれているのはこのかわら版しかありません
当時の識字率(文字の読み書きができる率)は低く「」を旧字体の「」と読み間違えて「アマビコ」が「アマビエ」となったと考えられています。

かわら版
アマビコは自分の絵を描くように言いますが、猿のような姿や人魚のような姿があるなどバリエーションが多く、簡単に特徴を説明するのは難しいです。そのため、かわら版に描くことでただのニュースを伝えるだけではなくお守りとしての効果も付けて販売していました。
そのため、アマビコのみではなく予言をする妖怪でその絵が魔よけになる「」や「人魚」も同じようにお守りとしての役割も担うかわら版が売られていました。

事例
秋田県
西郷合戦の前、天彦入道の像を白紙に書き、表裏の戸口に貼れば悪魔除けになると噂になり、地蔵尊様の形をした入道を墨絵でしたためた
ここでは、アマビコの姿を「地蔵尊」つまり「地蔵菩薩」の姿として現されています。ちなみに、町で見かける「お地蔵さん」とは別のものです。

まとめ
・予言をする妖怪
・様々な姿を持つ
・アマビエのもとになった妖怪

みなさんもアマビエの絵は描きましたか?

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